図書館司書は、今は正規の採用枠が少なく、なかなか就職するのが難しい仕事です。
それでも図書館司書になりたいと志す人は多くいます。
では図書館司書の志望動機として挙げられるものにはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、「本が好き」ということが一番に挙げられるでしょう。
本が好き、本を読むのが好き、こういった人が図書館司書を志望する人に多いでしょうし、そういった人が図書館司書になるべきです。
図書館司書はただ利用者に貸し出したりするだけでなく、本の紹介を行ったり、利用者のニーズにこたえなければなりません。
やはり自分がたくさんの本を読んでいなければ適切なアドバイスや案内はできないでしょう。
またいろいろなことを知ることが好き、調べることが好きというのも図書館司書の志望動機のひとつです。
気になることは何でも調べる、新しいことを知ることが好きという人も図書館司書には多いのではないでしょうか。
また人とコミュニケーションをとることが好き、子どもが好きというのも図書館司書を志すひとつの動機になると思います。
採用試験の際にはこれらの「好き」という自分の気持ちに加え、パソコンが使えるなど技術をプラスするとよいかもしれませんね。
図書館司書をして得られるものはたくさんあると思います。
まず知識が増えることです。
本に関する知識や本を読む機会も多いわけですから読んだ本の分の知識を得ることができます。
本を読んで得た知識は、図書館司書の仕事上だけでなく日常生活のどこかで必ず役に立つでしょう。
知識は自分そのものに対して得られるものですが、それ以上に得られるものがあります。
それは利用者との関わりの中で生まれてくるものです。
ある分野の本を探している利用者にオススメの本をリストアップしたり、探してあげたりすると自分の予想以上の感謝の言葉を得ることがあります。
この喜びはほかの何にも代え難いものでしょう。
また特集を組んだり、ポスターをつくることによってそれらの図書の貸し出しが増えることもあります。
こういった時に図書館司書の方々はやりがいを感じられると言います。
図書館司書をして得られるものは、知識、感謝、喜び、やりがいといった目には見えないものですが、必ず力になるものだと言えます。
図書館司書の需要は今のところ少ないと言えます。
図書館司書の資格を取得する人は年間約1万人にものぼると言われていますが、その中で実際に図書館司書として働くことのできる人は1%にも満たないと言われています。
ただ、この需要が少ないというのは図書館側の都合で、利用者のニーズに応える、図書館の利用者をもっと増やすという観点からみればもっと高いはずです。
潜在的な図書館司書の需要は高いものの、実際の採用者数などにおける需要は少ないということです。
その主な原因は財政面で、特に自治体が管理運営する公立図書館では経費削減のため、最近では正規の図書館司書の採用は減っています。
また図書館の管理運営を外部に委託したり、指定管理者制度を利用するなどし、より一層採用が減っています。
図書館司書になろうと思ったら、退職者が出た図書館を狙うか、大学職員の図書館員枠での採用を狙うという方法しかほとんどありません。
ただし、学校図書館では近年図書館司書を雇用しようとする動きが活発化しており、今後需要が増えるかもしれません。
図書教諭の資格をもつ教職員の需要も高いので、教諭免許の取得を目指す人は同時に司書資格も取得することをオススメします。
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