図書館司書と言えば、図書館にいてカウンターで貸し出し業務をしていたり、返却された本を本棚に戻して並べたり・・・という漠然としたイメージを持っている人が多いでしょう。
もちろん、こういった仕事は図書館司書の仕事ですが、他にもたくさんの仕事があります。
図書館司書の仕事内容のひとつが今言ったカウンターでの仕事です。
貸し出し業務のほか、初めて来館した人への案内や貸し出しカードの作成、探している本の場所を教えるなど図書館司書の仕事の中でも特に利用者との関わりが多い仕事です。
カウンター業務は派遣社員やパートタイマーの人が行っている場合も多いですが、「図書館の顔」とも言える仕事なので、重要です。
図書資料の整理も図書館司書の仕事です。
図書資料には請求番号という分類のための記号や番号が決まっていて、まず買った本にはそれらの名前のついたラベルをつけます。
そして本棚に並べる際にはその名前に従って整理して並べます。
これは利用者のためにも図書館の本の管理のためにも重要な仕事です。
図書館に新刊コーナーや新しく購入した本を知らせるポスターなどを作るのも図書館司書の仕事です。
また読み聞かせ等、本に関わるイベントを企画したり、実行したりもします。
図書館司書の仕事と言えば、一見すると本とばかり付き合っているようにも見えますが、それ以上に利用者との関わりが大切な仕事なのです。
図書館司書は1日中のほとんどを図書館内で過ごすわけですが、図書館司書の1日のスケジュールはどのようなものなのでしょうか。
まず開館前に出勤し、開館準備をします。
窓を開けて空気を入れ換えたり、空調を調節し快適な温度にしたり、掃除をしたり、利用者が気持ちよく使えるように整えます。
また書架を整理したり、返却ボックスに返却されている本の確認作業も行います。
開館時間に図書館を開け、いよいよ利用者が訪れてきます。
探しものの本の案内や返却、貸し出しといったカウンター業務、本棚の整理が主な仕事としてなされていきます。
途中、読み聞かせなどの催し物があるときはそちらも行います。
お客さんがカウンターにいない時間などは、図書資料のデータを作成したり、新刊紹介コーナーのポスターを作ったりなどします。
パソコンでの管理業務なども多い仕事です。
閉館時間の頃からは返却された本を元に戻すなど主に、本棚の整理業務になります。
1日のデータをまとめたり、戸締まりなどをして図書館司書の1日の仕事が終わります。
図書館司書の働く場所はもちろん図書館です。
しかしひとことに図書館と言ってもいくつかの種類があります。
一つ目は公立図書館です。
公立図書館は一般的に図書館と呼ばれるもので、市町村が設けた誰もが利用できる公共の施設です。
図書館司書の働く場所としてもっとも多いのがこの公立図書館と言えます。
採用者数や採用方法はその自治体が決め、採用された場合は地方公務員ということになります。
二つ目は大学図書館です。
大学が運営管理する図書館も図書館司書の働く場所です。
仕事内容は公立図書館とそれほど変わりませんが、その大学の専門分野の書籍や資料が多かったり、研究用のものが多い点が異なると言えます。
採用については各大学によって異なり、大学毎に行われる採用試験に合格しなければなりません。
三つ目は学校図書館です。
最近ではより図書室の利用を高めるなどのため、学校図書館の管理を外部に委託することも増えており、図書館司書の活躍の場のひとつとなっています。
この場合は対象者は児童、生徒になりますから、その年齢や成長に合わせた対応や図書づくりの能力が求められます。
四つ目は専門図書館です。
専門図書館とは、ある特定の分野に限って図書資料などが収集された図書館のことで、その分野に特に詳しい専門の図書館司書が求められます。
専門図書館は利用者も限られていることが多いので、図書館司書の仕事場としては特殊だと言えるでしょう。
そのほかにも国立国会図書館や企業の資料室にも図書館司書の働く場所があります。
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